2月17日(土)
於満稲荷神社 初午祭開催のお知らせ
2024年02月08日
於満稲荷は日本橋に住む商人たちが於満の方の遺徳を称え、現在も厚く信仰されている稲荷であります。
日本橋三丁目西町会には養珠院通りに江戸時代 徳川家康に見初められ側室となったお万の方は、初代紀州藩主 頼宣公、初代水戸藩主 頼房公を出産した生母です。家康が死去すると落飾して「養珠院」と称しました。
紀州藩・水戸藩の生母ともあれば、当時一流品を並べるこの日本橋の商人のもとに立ち寄り買い物をするというのは日常的な事で、日本橋の商人にとってお万のかたは商売繁盛の守り神のような存在でした。
明暦の大火から江戸が復興する過程に稲荷を町内に勧請しました。その後も江戸経済の発展を支えた日本橋の商人によって、熱く信仰されるようになり、地域の於満稲荷信仰は絶えることがありません。初午祭が始まった時期は定かではありませんが、少なくとも戦後から現在に至る迄の約70年間にわたり開催されています。
さて、その初午祭ですが2月17日(土曜日)午後3時より日枝神社による神事が始まり、参加の皆様方によるこの地域の安全、安心、コロナ退散を願ってお祓いを行ないます。
この初午祭では、1日だけ養珠院通りを車両通行止めにして、於満稲荷神社に相応しい通りを目指して、沿道や地域に住む皆様が心地よく過ごせる場に、通りのデザインを通じてこの通りの将来像、あり方を考える場なればと思います。
<車両通行止めにする日時>
2024年2月17日(土)11時より19時まで
<通行止めにする場所>
養珠院通り 八重洲仲通り ~ 中央通りまで